オーストラリアに住んでいると一家に一台必要なのが芝刈機。雨が降ると草や芝が伸びます。
低価格で購入した芝刈り機も購入当初はエンジン快調。
なのにしばらくするとエンジンが掛からず、何度エンジンスタートのコードを引っ張ってもエンジンが掛からず、
汗だくストレスいっぱい。こんな経験ありませんか。
自動車エンジンのように一発始動できないと購入する意味がないです。
このページでは、失敗しない芝刈り機の選び方をご紹介します。
目次
芝刈り機(Lawnmower)の種類
家庭での使用を想定し、小型の動力で動く芝刈り機を紹介します。動力源のない手押しタイプは紹介していません。
手押し式(人力) | 電動式 | エンジン式 | |
芝刈りの広さ | 小さい面積 | 比較的小さい、面積の狭い庭 | 典型的な一軒家の前後の庭、歩道 |
燃料 | 電源なので長い電源ケーブルが必要 (掃除機を使うような感覚です) |
ガソリン ・4ストロークエンジンからガソリンを給油するだけ【オススメ】 ・2ストロークエンジンなら混合燃料を作らなければならないので面倒 |
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サービス | ディーラーに持って行き、自動車のように整備が必要 ・4ストロークエンジンは、オイル交換必要【自分で出来ます】 ・歯(Blade)が折れ、切れ味が落ちると要交換【自分で出来ます】 |
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その他 | 体力が必要。そして、芝が長くなると刈れないので、普段からこまめに刈る必要あり | シングルマザーなど機械に詳しくない人向き。 安全なので子供もお手伝いできます。 |
一般的に使われていますからわからなければ近所やお友達に相談 |
芝刈り機(Lawnmower)価格帯
実際に芝刈り機を見に行くと種類が多過ぎてどれを買えばよいかわからないハズ。先ずは店員に相談するのが一番簡単です。
パワー | 電源コード式(低価格品) | 充電式コードレス | ベーシック | スタンダート | 上位モデル |
電動式 | 低価格 (小型) | 上位機種 (パワフル) | - | - | - |
エンジン式 | - | - | 排気量(標準) | 排気量(標準) | 排気量大きめ |
刈り込み | 直径30cmくらい | 直径30~45cm (12~18インチ) | 直径47.5cm (19インチ) | 直径52.5cm (21インチ) | 直径52.5cm (21インチ) |
高さ調整 | なし | モデルによる | なし | あり | あり |
走行方式 | 手押し | 手押し | 手押し | 手押し | 自動車のようにタイヤが動く |
各家庭で使う 【総合評価】 |
× 低機能過ぎ | 〇 | 〇 | △ | × 高級過ぎ |
全体コメント | 簡単に刈りたい時に使用 | コードレスで30分~1時間駆動 | 典型的な芝刈り機 | 典型的な芝刈り機 | 典型的な芝刈り機の上級モデル ここまで必要ないでしょう |
この表の情報は、わかりやすく私自身が編集したものですので、目安・参考程度にご活用下さい。
芝刈り機価格の違いはココ
1) 芝や草を刈る長さ調整レバーの有無
1レバーで4輪すべてが上下するモデル、1レバーで1輪だけしか調整できず4レバー調整が必要なモデルもあります。
2) 刈った芝や草をバッグに回収できる機能の有無
3) タイヤが駆動し前進するのか、自分で押すかなどです
芝刈り機(Lawnmower)購入後メンテナンス・サービス(購入後のことも考える)
- エンジン式の芝刈り機だと自動車整備のように芝刈り機整備が必要
- 芝や草を刈っている時に石や硬いゴミを噛んだら歯が痛んできます。そこで、歯(Blade)の交換が必要
- 4ストロークエンジンだとオイル交換
- 自分でできる方は、説明書を読んで実施。YouTubeでもいろいろと紹介されています。
芝刈り機4ストロークエンジンオイル交換動画 (Honda HRU19K1の場合)
芝刈り機購入前に使用面積の下調べ
芝刈機を買いに行き店員に相談する時に、どれくらいの面積の芝や草を刈りたいのか質問されるでしょう。
例えば、10m×10mなら100平方メートル(㎡)です。
オーストラリアの一軒家なら家の前の歩道、家の前の庭、裏庭を合わすと総面積300㎡くらいになるのではないでしょうか。
上述の表を見ながら自分の要求を満たしてくれる芝刈り機がどれに該当するのか考えてから行きましょう。
刈払機との併用がオススメ
刈払機(Brush cutter, wipper snipperともいう)や芝刈機(Lawnmower)を購入するのは高額なので、刈払機で10年近く頑張っていました。
実際には、刈払機は、芝刈り機が行けない庭の隅っこで使用。
芝刈り機は、平らで広い面積の芝刈りに使用。
それぞれ1台ずつあるのが理想です。
刈払機だけを使っていた頃は、芝刈り機の3倍の時間を使っていました。
良い道具を買うと仕事も早く、別のことをする時間ができます。
日本では、鉄の円盤のような歯が主流ですが、オーストラリアに来てからナイロンコードが主流と知りました。こちらの方が良いです。歯を研いだりしなくても良いし、地面にナイロンワイヤーが当たるまで草刈り出来るので短く刈れます。丸い鉄の歯は、地面より浮かしていなければならず短く刈れません。パワフルに刈るか優しく刈るかは、ナイロンコードの太さで調整します。太いナイロンワイヤーは、とてもパワフルで小石も飛ばす力があります。
芝刈り機(Lawnmower)購入先
オーストラリアの場合は、ホームセンターやLawnmower shopで購入可能です。
専門店ならHONDA, STIHL, VICTAなどの看板があるディーラーが良いでしょう。
No1芝刈り機ホンダ製Lawnmower
何と言ってもホンダ製芝刈り機がベストです。
「一発始動!」する高品質エンジンは、本当に素晴らしいです。
例えば、毎日通勤で使っている自動車のエンジンが一発始動できなければどれだけストレスでしょう?
芝刈機を購入される時、「高額」と思われるでしょうが、この値段でも薄利ですよ。
インクジェットプリンター購入と同様、本体は安く、あとのインク交換で利益を得られるようにしていますから。
長く使われるならホンダ・ディーラーで購入され、サービスもホンダ・ディーラーで。
自分でメンテされる時も、ホンダ純正部品がオススメです。
日本メーカー製エンジン搭載芝刈り機もOK
オーストラリアでは、ホンダエンジンの搭載された他社の芝刈り機、スバルエンジン、ヤマハエンジン搭載の芝刈り機も見掛けます。
まとめ
- 充電式電動芝刈機のトップモデル
- ホンダ製芝刈り機ベーシックモデル
がベストでしょう。
私は、ホンダ製芝刈り機を使っています(下記動画ご参照)。
しかし、ガソリン購入やオイル交換を考えると充電式芝刈機はメンテナンスが簡単なのでそちらが良かったかな?と最近気付きました。
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