海外に行くとタクシーに乗るとぽったくられる、遠回りされるかもと不安に思ったことはありませんか?
メルボルンでも、シドニーでも、タクシーは安全。タクシーの運ちゃんの方が、変なことをレポートされないかビビってます。
では、メルボルン(他州でも同じ)のタクシーについて解説します。
目次
メルボルンタクシー乗車方法
- タクシーが来たら、手を挙げて捕まえる。
- タクシー乗り場で乗る。
- 電話で予約しタクシーに乗る。
・ドアを自分で開ける
・後部座席もシートベルト着用
・助手席に乗る人が多い(私がAussie化してます)
手を挙げてタクシーを捕まえる
日本と同じです。
しかし、「空車」のような表示がないので、客が載っているか目視で判断。
夜ならルーフ上のタクシーに電気が点灯しています
タクシー乗り場で乗る
ホテル、空港、病院、カジノ、ショッピングセンター、駅前などに停まっています。
空港、カジノなど利用者の多い所では、タクシー誘導員が指示している場合もあります。
自分でガラス越しにアイコンタクトし、自分でドアを開けても乗り込む。
スーツケースがあれば、in a boot (トランクに入れて!)と言わなくてもわかるはず。
in a trunk (トランクとは言いません。トランクは米語)
注意ポイント
空港の国内線のターンテーブル(スーツケースを受け取る所)で、『タクシー? どこまで? (taxi? where are you going?) 安くしとくよ!』と話しかけてくる男性がいますが、これは違法です。初めて来たように見える旅行者をターゲットに料金も高く言うので、これらの人が来たら No thanks!とキッパリ断りましょう。
電話でタクシー予約
これは自宅から出発するとか、レストランに迎えに来てもらう場合など
・131008に電話し予約 (英語で話す)
・アプリで予約も可能
アプリの利用は、電話で話しをしたくないなら携帯電話の操作で、今すぐに呼んだり、指定時刻に来てもらうことも可能。どこまで迎えに来ているかもGPSナビゲーションのお陰で見れます。
注意ポイント
赤ちゃんがいる場合にチャイルドシート付タクシーや、人数が多い時にジャンボタクシーを予約することも可能。
目的地の告げ方
- 乗車後、住所を言うとGPSナビゲーションに住所を入力し、目的地に向かってくれます。
- 発音が悪くて通じないなら、名刺や紙に書いたものを見せる、携帯電話のグーグルマップで目的地を見せると良いでしょう。
タクシー支払方法
- クレジットカード
- 現金
- タクシー券
クレジットカードでの支払いをオススメします。
タクシーにカード支払いを受け付ける端末とプリンタカーが装備されているのでスーパーと同じ。
オーストラリアは、カード社会なので、現金で払う人は、かなり少ないでしょう。
先日、タクシードライバーに聞いてみたところ、『現金のお客さんもいるのでお釣りを準備している』とのことでビックリしました。
タクシー券は、下記のような紙でできたカードです。
eftposカードやクレジットカードのように支払い端末にタップ(接触)させます。
レシートももらえます。
タクシーのセキュリティ・治安状況
オーストラリアのタクシーは、安全
私自身、タクシーに何百回も乗っていますが、危ないと感じたことはありません。
今は、現金で払う人が少ないカード社会(キャッシュレス時代)なので強盗しても現金がタクシーにないか少額でしょう。
タクシー内のルームミラーの上にセキュリティ・カメラが設置されており、常に記録されているのでタクシードライバーも保護され、強盗抑止になっています。
注意
日本と違うということを認識し、女性が一人で歩いて帰るのは大変危険なので、駅から家まで近くても夜道を歩かない。タクシーを利用しましょう。
在メルボルン日本国総領事館もそのように指導されています。油断しないように海外生活では気を付けましょう。
最近は、各駅に警察官が2名いるので、駐車場の車まで移動する時などカードマン役をしてくれますよ
22:00以降は前払いが原則
ランナー(runner)と呼ばれている無賃乗車者がいるため、22:00以降は、前払いとなっています。
私自身、一度も前払いを要求されたことがないので、運転手に『どうして前払いを要求しないのですか』と質問したところ、『アジア人は、そういうことをしない。あなたは、ビジネスマンの服装で、そんなことをするように見えない。若いオーストラリア人がそういうことをする』と言われました。前払いを要求されても驚くことはありません。基本は、そういうルールです。
メルボルン・タクシー・ドライバーは、インド人・パキスタン人・ソマリア人がメイン
多国籍国家なのでいろんなドライバーがいます。
インド人は、夜間、誰かから電話が掛かって来て、『この電話に出ても良いですか?』と聞いて来るのですが、私は、1分以内で終わるのだろうと思い『OK』と行ったところ、40分もベラベラしゃべっているのを横で聞いていて不愉快だったことが何度もあります。
もしも、そういう状況になったら Sorry! と断りましょう。
メルボルンのラジオが流れているのは良いのですが、運転手さんが持ち込んだ自国の音楽を聞かされるのも結構疲れますので、止めてもらって良いですよ。
エアコンや暖房もON/OFFをお願いするのもOKです。ガマンする必要はありません。
遠回りしてボッたくるタクシーに出くわしたことありません
行き先を告げれば、まっすぐ行くはずです。
目の前でナビを使っているので、わざわざ遠回りしません。
遠回りするより、次のお客さんを見つける方が優先のようです。
タクシー会社もどこを走っているか監視しているようです。
気になるようならご自身の携帯電話のグーグルマップを作動させたら、それがドライバーへの無言のプレッシャーになるでしょう。
領収書をもらう、タクシー番号(Mで始まる4桁)を控えておく(名刺を車内に置いている場合あり)と何かコンタクトする時に良いでしょう。
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チップ
チップの文化はありません。
私は、何百回もタクシーに乗っていますが、一度もチップを払ったことはありません。
要求してくることもありません。
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ココに注意
クリスマス時期(11月後半から12月)は、シティにタクシー出てくる人がたくさんいます。帰る頃にはタクシーが捕まらず予約しなければなりません。シティでタクシーを見て手を挙げても既に誰かが乗っています。クラウンカジノのタクシー乗り場まで行ったこともありますが、40分待ちました。クリスマス時期の外出は、帰りの移動についてよ~く検討しましょう。
まとめ
オーストラリアのタクシーは、安心して利用でき、ぼったくり、遠回りなどなく利用できます。
短距離でも嫌な顔もされません。
クレジットカードで払えば、わざわざ為替レートの悪い現金を準備しオーストラリアまで持って行く必要もなく、現金を盗まれないか気にする必要もありません。クレジットカードで乗車した分だけ払えば、サーチャージを払っても効率的でしょう。