* * * Smart gateは、随時進化しているので、多少、下記の情報が変わっていることがあります * * *
オーストラリアへの入国は、
①従来の方式の入国審査官にパスポートを渡し、手作業で審査の上、スタンプを押してもらう方法
②Smart Gate(スマートゲート)という無人入国審査
の二種類があります。日本でも自動化されていますが、オーストラリアでは、もっと早くに導入されました。自動ゲートで迷わないように手続き方法とスムーズに通過するノウハウをお伝えします。
目次
飛行機から降りたら
直ぐにStart Gate用のチケットマシンに並んで手続きを始めます。ゆっくりしていると長蛇の列がどんどん長くなり待ち時間も長くなります。できればトイレは、その後に行った方が良いです。入国カード(Incoming Passenger Card)は、機内で記入を済ませておきましょう(記入サンプルは、このページの一番下にあります)
Smart Gate使用条件
◆16歳以上であること。ここで問題ですが、日本から親子でオーストラリアに来た場合、お母さんはSmart Gateを使えるが、お子さんが使えない状態となります。従来の方式の入国審査官にスタンプを押してもらう列に並びましょう。
◆オーストラリア国民なら10~15歳でも大人2人同伴であるなら使えます
こちらの機械にパスポートの写真のページを開いて差し込みます。
この機械は自動的に日本のパスポートと認識するので、入国に関する質問は日本語ですのでご安心下さい。
小さなカードが印刷されますので、取り出します。
免税品を買うならココが最後
この後、自動の入国ゲートに向かいます。そこで最後の免税店を通るのですが、オーストラリアは親切にアルコールを含む免税品の最終購入チャンスがあるのです。入国前にここで買っておきましょう。日本にはないサービスです。
先ほどの小さなカードをこのゲートで挿入します。床にある足形のマークの上に立ち、カメラらしき光っている所を見ます。機械は、日本語で話し掛けてくるので心配はいりません。先ほど挿入したカードが戻って来るので取り出し、ゲートが開くので進みます。この後、スーツケースを引き取るエリアまで進みます。掲示板を見て、自分が搭乗した飛行機の荷物がどこに出てくるか確認し、そのコンベアの所へ移動して下さい。
ここまでの様子を私が子供とオーストラリアに戻る時、ビデオ撮影しましたのでご覧下さい。これを事前にご覧頂くと安心されるでしょう。しかし、実際に入国ゲートのエリアは撮影禁止のためビデオはありません。
その他知っておくべき注意点とアドバイス
オーストラリアで暮らす身内のためにとたくさん食料品を持ってくる場合は、規定があるので要注意です。食品の持込制限量ですが、禁止品目以外の食品について持込が許可されているのは原則として下記の重量以内です。個人使用の持込であること。持込荷物が下記の重量を超えると、ビジネス的な輸入とみなされる可能性がありますので注意が必要です。
- 固形食品は10kgまで
- 液体は10リットルまで
- 液状の濃縮食品は2リットルまで
- 乾燥食品は2kgまで
- スパイス類は1kgまで
この後、出口に向かいますが、食料品を持ってる場合Declareと書かれた赤い出口へ、食料品を持っていない場合緑の出口へ進みます。食料品がある場合は、何を持っているか聞かれます。その時の審査官の判断で、
・検疫探知犬の検査
・レントゲン撮影
・スーツケースを開けて検査
という種類に振り分けられるので、『No2とかNo3に行け』と指示されますので、そちらに進みます。
注意ポイント
ここで検査されることを想定して、私はいつも食料品のみのスーツケースとそうでないものに分けています。食料品があっちこっちにあるとスーツケースを2つも、3つも開けたり閉めたりは面倒ですから。さらにここから別の飛行機に乗り換えなら焦ってしまいます。乗り換え便もかなりの余裕を持ちましょう
オーストラリア出国 自動ゲート
日本へ帰る時のオーストラリア出国時も自動ゲートですが、この時、必要なものはパスポートのみ。入国時のような質問に答えて小さなカードを受け取るという行程はありません。その先に審査官がたくさん座っていて、何やらモニターを見ています。私が先に通り、子供が通って来るのを待っていたのですが、モニターを見ると、うちの子供がゲートに立って写真撮影している間に、モニターには母親の顔写真が写っていました。ここで両親の写真と実際の子供の顔も確認しているようです。
まとめ
- 入国には、古い方式と新しい方式の二種類があります。旧方式ならパスポートにスタンプを押されますが、新しいSmart Gateでは、スタンプは押されません。ビザの期限が切れていたり、いろんな国を訪問し過ぎているような場合、別の部屋に連れて行かれることがあります。仕事でアジア20か国を周っている日本人ビジネスマンが何度が別部屋に連れて行かれ、パソコンのDドライブを確認されたり、厳重な検査をされています。
- 食べ物を持っている場合、正直に申告しましょう。
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オーストラリア入国カード記入注意点
オーストラリア入国に当たり、「入国カード」を記入します。 (出国カードは、既に廃止済) 日本の皆さんはキッチリされているので正しく記入されるでしょうが、不十分な記入、正しく記入しなかった場合にトラブり ...
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