「メルボルンには、1日で四季がある」という話しを聞いたことがあるでしょうか。
日本に住んでいると想像できないのは当然です。
メルボルンの夏の服装の話しなのに「寒さ対策」とは耳を疑いますよね。夏のメルボルンの天候からオススメ服装、持ち物を見てみましょう。
目次
メルボルン年間の最高最低平均と降雨日数
このグラフをご覧頂くとお分かりのように12~2月が一年で一番暑い時期になります。
メルボルンの夏の最高気温
上の折れ線グラフで1月平均の最高気温はたったの26.3℃になっていますが、10度くらいは上下すると思って下さい。
天候は気まぐれで、比較的涼しかったり、ムチャクチャ暑かったりいろいろです。
下記は、実際のメルボルンの週間天気予報です。
メルボルンの夏の最低気温
これも最低気温の平均15.6℃が、10℃くらい上下すると思って下さい。
メルボルンは、熱帯夜はありますが、上記の画像のように続いても3日くらいで終わります。
メルボルンの気温差20℃は普通
こんな天候なので、メルボルンに慣れていない人は風邪をひきやすいです。
体調管理には十分注意して頂きたいので、後ほど、服装のお話しをさせて頂きます。
クールチェンジ
メルボルンには、クールチェンジ(Cool change)があります。
暑い時は、オーストラリアの内陸部からメルボルンに掛けて熱風が吹き、40℃超え。
突然、南極からの風向きに変わると冷風が吹いて来ます。
実際にこんなことが起きます。
午後4:48 38℃
たった9分経過
午後4:57 29℃
午後8:24 17℃
さすがに21℃も下がると非常に寒く、肌が冷たくなります。
最高気温は2時~3時ではない
この日の天気予報では、夜6時に39℃の予想になっていました。毎日、バラバラです。
中には、太陽が沈んだ後、夜にどんどん気温上昇することもあります。
メルボルンの夏のオススメ服装
前置きが長くなりました。
これだけ記事を読めば、メルボルン天候は、上下の変動がすごいとお分かり頂けたことと思います。
旅行に来られた短期間の間でしたら、メルボルン滞在中は、終始、暑い日だけになる可能性もあります。
インターネットやテレビの天気予報で最高・最低・翌朝の最低気温を見て、温度差がどれくらい上下するか変動の幅を確認して下さい。
その情報を元に、外出の服装準備をすると間違いないです。
私は、男性なので、男性目線の服装のアドバイスになりますが、本来、夏で暑いのでメインの服装は
- 半ズボン
- Tシャツ・ポロシャツ・半袖シャツ
- サンダル
大き目の服の方が通気性が良く快適でしょう。
メルボルンは、湿気がありません。
太陽の当たる所にいるとじりじりと焼かれているように暑いのに、日陰に入ると「なんか寒い」と思う時もあります。
しかし、クールチェンジで突然20℃も気温が急降下することもあるので、春・秋に着るような薄手のシャツがあると温度調整が可能になります。
シワにならないような長袖の服があると良いでしょう。
ジーンズも、チノパンも暑すぎるので、薄手の生地のズボンが好都合。
クールチェンジが17:00くらいに来ると、会社で周りの人たちが話してます。
だから、いつも車内に防寒着載せてる。 pic.twitter.com/eIlYBAIzFw— melbourne-life.com🇦🇺go-tube.net (@Hicks_Melbourne) November 21, 2019
女性の場合は、真夏に日本で着るような服装。
オーストラリア人女性は、かなり肌の露出度が高く、胸がかなり見えているような服装をしています。
日焼けが気になるなら、薄い長袖。
ワンピースも良いでしょう。
サンダルは、必須です
(オススメのサンダルは、革製の高級感のあるものです。念のためバンドエイドも持参)
服装の注意点
高級レストランには、肩を露出しているタンクトップやビーチサンダルなどでは入店できません。
空港にあるカンタス航空ラウンジも同様の扱いです。
見た感じジェントルマン(紳士)に見えるなら半ズボンにシャツと革製サンダルでも入店可能です。
ペンギンパレード観光に行くなら、ウインドブレーカーは必需品です。
夕暮れ時の海岸。南極からの冷たい風が吹く中、浜辺でリトルペンギンを待ちます。
これがムチャクチャ寒くて、首をすぼめて待っていると、肩こりから頭痛に発展して、楽しい旅行がつらくなります。
フード付きだと、寒い時に首元を暖かく保温できます。
しつこいですけど、本当にペンギンを待っている間は、寒いです!
オーストラリアで必要な夏のアイテム
- サングラス
- 帽子
- 日焼け止め
- サンダル
- 水
- 女性は日焼け対策品
- 日傘(オーストラリアにはない)
- ショール
- UVカットカーディガン
オーストラリアの日焼け止めは、油がベトベト・コテコテなので
日本のサラサラの50+の強力なものを持参されると良いでしょう。
(もしも100ml以上ならスーツケースに入れて下さい。手荷物なら没収されますので)
私は、オーストラリアのコテコテの日焼け止めを使っているので、強力な洗顔を数回使わないと日焼け止めが落ちないです。
帽子は、麦藁帽みたいなのが涼しくて良いです。
ただ、スーツケースに入れてオーストラリアに持って来るとつぶれるので、こんなのが良いでしょう。
ワイナリーやグレートオーシャンロードで役立つはずです。
まとめ
- 一日で四季がある・・・よ~くご理解頂けたことでしょう。
- メルボルンに旅行に来られる方、これから住まれる方、暑さ調整可能な服装(夏~春・秋対応)でメルボルンへお越し下さい。
- 週間天気予報でご確認ください。
- 日本のように周りの人の服装を気にして合わす…なんてことはしなくて良いです。自分が快適な服装でお出かけ下さい。
では、ENJOY!
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