目次
メルボルン観光グレートオーシャンロード訪問前に予備知識
メルボルン観光で代表的な存在であるGreat Ocean Roadは、世界で最も眺めの良い海岸道路のひとつとして有名ですね。
こちらを訪問する前に、ツアーが良いのか、自動車で行くのが良いのか、日程に余裕があるのかで訪問方法や行ける所が異なってきます・・・。
このページでは、現地で撮影した写真と共に
- 歴史
- アクセスの方法
- インスタ映えスポット
- 知っトク情報(トイレ、ヘリコプター遊覧、天候情報、持ち物など) をご紹介しています。
グレートオーシャンロードアクセス方法と所要時間
旅行会社のツアー
レンタカー
- ヒッチハイク (違法です)
- 電車ありません
【ツアー】か【自動車】のどちらかですね。
ツアーとレンタカーを比較
これは単純に比較できません。
共に長所・短所があり、グレートオーシャンロードの楽しみ方そのものが変わります。
私のオススメ案は、
- 日本から短い日程でメルボルン観光に来られる方は、オプショナルツアー
- 時間に余裕があり、英語・運転・交通事故の対応もできる方は、レンタカーが良いでしょう。
ラッキーなことに日本と同じ左側通行ですが、日本にない交通ルールや厳しい速度制限に注意が必要です。
空港でレンタカーを借りてメルボルン市内に駐車することがあるかもしれませんが、昼間にパーキングに車を停めると1時間2,000円くらいは普通なので、レンタカー利用はご注意下さい。


海沿いを走ると時間が掛かり自動車酔いも。乗り物に弱いなら内陸を走っていくのが賢明です。

オプショナルツアー所要時間(目安)
オプショナルツアーは、ホテル7:30~8:00出発、ホテル19:30~20:00到着 が一般的なようです
オーストラリアで水は、ガソリン代よりも高額です

グレートオーシャンロード服装・天候
【夏】Tシャツ1枚で大丈夫な時が多いでしょう。
しかし、40度から15分ほどで20度に下がるクールチェンジ (Cool change) が来ることもあるので、そうなると急に寒くなります。
ちょっと羽織るものがあると良いです。
そして、サングラスも。
眼も皮膚の一部です。
さらに、日焼け止めクリーム。
オーストラリアでも日焼け止めクリームは買えますが、油がコテコテのサンオイルです。
日本から50+のさらさらなのをお持ちになられると良いでしょう。
皮膚がんの発生率が高いものオーストラリアの特徴ですよ。
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雲が横断歩道のようにやって来るので、晴れ→くもり→雨→晴り→曇り→雨が何度もやってきます。
グレートオーシャンロードは、海に面しているため風も強く大変寒いので、暖かくしてお出かけ下さい。
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グレートオーシャンロードと歴史を知ろう
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グレートオーシャンロード 243kmについての説明の看板
この道路は、第一次・二次世界大戦から戻って来た兵隊がショベル、つるはし、ダイナマイトを使って人力で16年掛けて開通させた道路です。
サーフィンで有名なトーキー(Torquay)の小さな町を越え、アングルシー(Anglesea)を越え、さらに十数キロほど進むとメモリアル・アーチ(Memorial Arch)があります。
ここにグレートオーシャンロードの歴史について書かれた石碑と銅像があり、写真スポットです。

メモリアル・アーチの駐車場

メモリアル・アーチと建設に携わった帰還兵の銅像
メルボルン観光グレートオーシャンロードの各スポット
12使徒について
12使徒が崩れてしまい、現在、8使徒になってします。
海面からの高さは、約45m。巨大な岩。夕暮れ時も美しいです。


夏に沈む夕日 20:30頃ビジターセンターもトイレも閉っているのに、夏は大混雑しています
ギブソン・ステップ
狭くて急な通路を降りて行きます。
落石注意! 迫力の写真スポットです


一人だけが通行できる幅の通路

すれ違えない狭い通路

ビーチから見た壁。自動車が走っている道は、ここから約45m上です。

通路が壊れたら戻れません。怖い
ロッカードゴージ
ジブリの紅の豚の主人公ポルコ・ロッソの秘密のアジトにそっくりのビーチ!


ロッカードゴージ。穏やかに見えて、大きな波も来ます。

ロッカードゴージと周辺の散策コースの説明です。全部行くと2~3時間必要と書いてあります。

1878年イギリスから来たロッカード丸の歴史は、グレートオーシャンロード西の外れにあるWarrnamboolにある海洋博物館で紹介されているそうです

パノラマ撮影 (左は海、右がロッカードゴージ)

パノラマ撮影 (この階段から降りていきます)

上から降りて来た所の様子

ロッカードゴージのビーチを上から見た風景

ザ・レイザーバック (The Razorback)
以前は通れた通路も崩落の可能性があり、2019年1月現在、一部、進入禁止で鉄フェンスが。
この辺りの海域は浅いらしく、座礁した船が多いそうです。
さらに18世紀、この沖合で座礁して沈没した移民船のみなさんのお墓がロッカードゴージの西側にあります。
何となく寂しく、歴史を感じられる風景です。


The Razorbackから12使徒方面(東)を望む

夏でも寒い時があります

崩落の危険性高く進入禁止 ((以前は、さらに先に進めたのですが2019年1月閉鎖されていました)
グレートオーシャンロード遊覧ヘリコプター
一番安いコースが290豪ドルから。

12使徒ヘリコプターのホームページは https://www.12apostleshelicopters.com.au/

引用 : ヘリコプター遊覧パンフレットより
ポートキャンベル(ランチ・土産・トイレ)
人口478人(2016年国勢調査)の小さな町で、短いストリートに店が集まっています。
宿とキャンプ場もあります。
入り江になったビーチで fish & chip(フライドポテトと魚の天ぷら)を食べリラックスしている人が多いです。
お土産を買うならココ、そして、食事するならココしかありません。

1880年に初めて捕鯨船を造った港。丘の上から見た風景
ロンドンブリッジ
元々、橋になっていたけど崩落。
バス・ツアーでは、Port Campbellの町から西には行かないようなので、
ここに来るにはレンタカーか友達の車で一緒に行くしかないです


ロンドンブリッジ崩落についての英文説明

ロンドンブリッジ
The Grotto


The Grotto
持ち物チェックリスト ・ 服装・トイレ

- 酔い止め と 水 (ペットボトル)オーストラリアは、水が高額で4.50豪ドル(400円)くらいします
- サングラス
- 日焼け止め
- 携帯電話
- 防寒着 (海風が寒いので暖かい服装でお出かけ下さい。夏でも寒くなることがあります)
- 折りたたみ傘(冬)
トイレが2か所だけ
この付近に限らず、オーストラリアでは日本のように道の駅やサービスエリアがほとんどないので、トイレ休憩となるとマクドナルドやKFCが主流。
あるいは、ガソリンスタンド(Petrol station)です。
小さな町に公衆トイレがある場合もあります

まとめ
- すべて回るには時間が必要なので1泊できると良いですね。そうなるとレンタカーになりますが。
- 日照時間の長い夏に行かれるのがおススメです。