オーストラリアでは、キャンプ場は、ビジネスでされているもの と 州政府が運営しているParks Victoriaの二種類があります。詳しくは、こちらで私が説明しています
このページでは、キャラバンパークやホリデーパークを予約した際のチェックイン(入場)からチェックアウト(退場)までの説明をしています。

目次
キャラバンパーク・ホリデーパーク到着時
チェックイン
まず車を停めてオフィスへ。誰が到着してチェックインしたいのか名前を名乗ります。だいたいオフィス兼売店です。アイスクリームや新聞、ちょっとした食べ物を売っています。中には、長期滞在者用に洗剤や虫よけスプレーなど田舎の小さな商店状態です。支払いは、インターネットで済ませているハズなので、地図と入場ゲートのアクセス・コードがもらえます。
携帯電話の電波が届かないキャラバンパークは、Wi-Fiの使える所があります。客を集めるための営業戦略でしょう。アクセス・コードの掛かれた小さな紙をもらえたり、パスワードが受付近くに書いてあります。詳しいはは、チェックインの時に聞いてみましょう。1日当たりMAX 50MBまでとデータ使用制限が決められている場合がほとんどです。キャンプに来たのだから携帯電話を接続したりしなくても良いと思いますが、SNS投稿などでリラックス、楽しめるならありでしょう。
入場ゲートのアクセス・コードをもらう
どこのキャラバンパークもアクセス・コードを入力しないとゲートが開かない仕組みになっています(出入り自由なキャラバンパークもあり)。通常、4桁のアクセス・コードをインプットし、最後に#を押すと踏切のようなゲートが開きます。退出の時は、アクセス・コードは必要なく、自動車が白いゲートの前に停まると自動で開くようになっています(外部から自動車が進入できない仕組み)。キャラバンパークの地図をくれる時に油性ペンでアクセス・コードを書いてくれるところがほとんどです。
キャラバンパーク内の案内・説明
2パターンがあります。
- 受付でチェックインした時に、車はそこに停めたまま、一周、一緒に歩いて案内してくれる
- 地図だけ渡されて、一方的に説明され、『さあ、どうぞ』というお任せタイプ
わからないことは、わかるまで聞いてください。夜間は事務所は閉鎖されますが、ほとんどの場合、自宅兼キャンプ場になっているので、誰か施設内にいます。
共同トイレ・シャワー
まったく不自由はありません。どこのキャラバンパークもきれいに手入れされています。シャワーは、朝、混んでいる場合が多いです。自分でシャンプーや石鹸を持って行くと良いですが、中には、シャンプーとリンス(コンディショナー)と石鹸が一つになった壁掛けタイプのボディ・ソープが取り付けられている所があります。
女性は、このような引っ掛けるタイプのシャワー用ポケットが便利です。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、いろんなものが入り、ちょっとした壁に取り付けられた家具棚のような使い方ができますよ。
セキュリティ・ロック付トイレとシャワー
キャンプ場によっては、観光客や一般市民がキャンプ場のトイレ利用をさせない対策としてアクセス・コードでトイレとシャワールームに入れる鍵がついています。チェックインする時に入場ゲートのアクセスコードとは別に、トイレ・シャワーへのアクセス・コードをくれる場合もありますので、事前にそういうことがあると知っておくとチェックインの時に理解が早まるでしょう。私の経験では、ビーチに近いキャラバンパークでは、この方式を採用している所が多いです。宿泊者でないサーファーやビーチで遊んだ人たちが勝手にトイレやシャワーを利用できないようにしています。
キッチン
食堂兼台所、冷蔵庫もシェアできるようになっています。透明のビニール袋に名前を書くか、自分のものとわかるような袋に入れて、冷蔵庫を使わせてもせうと良いでしょう。つまり、クーラーがなくても大丈夫ということです。まあ、小さな買い物時に使う保冷バッグをテントに置いておくのも良いと思います。フライパンや鍋を借りれる所もありますし、調理後、テレビを見ながら食べることも可能です。ただし、公園にあるようなBBQ台は、込み合います。キャンプらしくなくなりますが、電気炊飯器を持参して、そこでも使えます。
テント設営場所
キャンプしない方は、キャビン(一軒家)を借りれます。キャンプする方は、UnpowersiteかPowersiteへ
テント設置場所
- 子供さんがいる場合、遊具に近いと子守もしやすく助かります
- しかし、ギャーギャー騒いでいる声が気になるので少し距離を置くと良いでしょう
- トイレも同様に近いと便利ですが、近すぎると気になるかも
- しかし、夜にアルコールを飲むので、トイレが遠いと懐中電灯を持って歩いて行くのは面倒です。
- 雨の後で水たまりがあると暗闇で気づかずに足をつけることもありますよ。
遊具
オーストラリアの遊具というと
- Jumping Pillow
- プール
- 滑り台
- レンタル・バギー
自宅からバトミントンやボールを持って行くと良いでしょう。私は、DAISOで買った凧(タコ)を持って行き、空に上げました。
オーストラリアの夜空の星を見る
食後に椅子に座ってしゃべっていると、星や月がどんどん動いて行くのがわかります。写真撮影の好きな人は、3脚と一眼レフカメラを持参し、夜空を撮影してみると良いでしょう。しかし、難しいです。月が出ていないと良いのですが、月が出ると明る過ぎて、星が見えにくくなります。しかし、満月が登って来るのは幻想的な風景です。
南十字星を探してみましょう。偽南十字星もあるので要注意。南半球の冬に見えるのは、オリオン座。日本で、冬に見えますね。
迷惑行為
オーストラリア特有ですが、いろんな国のことがキャンプに来るので、自動車のボリュームを上げてドアを開けたまま聞きたくないような音楽を流す人たちもいます。また、夜遅く、深夜までガヤガヤ騒がしい人たちもいます。耳栓を持って行くと良いかもしれません。
キャラバンパークチェックアウト時
キャンプ道具を撤収すると、チェックアウト時刻までに退場します。だいたい10:00までにチェックアウト時刻を設定している所が大半です。特に返却するものはないので、オフィスに立ち寄ったりせずそのまま立ち去ります。チェックアウトの時刻が決められているので、帰る日は早く起きて、早く食事も済ませ、テキパキと片付けなければならずちょっとプレッシャーです。
翌日に予約が入っていない時なら、『テントを乾燥させているので、1時間チェックアウトが遅くなっても良いですか』と事務所で相談すると多めに見てくれることが多いですよ。今までに不満を言われたことはないです。また、私の場合は、キャンパートレーラーを引っ張ているので、『すみません夕方までこちらに置いてても良いですか?(観光に行くのにトレーラーを引っ張っているのは不便なので)』という相談した時、『そこに置いてていいよ。入場のアクセス・コードを夕方まで入場できるように延長してあげるよ』と親切に言われたこともあるので何でもダメ元で相談しましょう。
まとめ
トイレも、シャワーも、台所もあるので、初めてのキャンプでも安心。テントに泊らなくても、キャビン(一軒家)も借りれます。一度、キャラバンパークに泊まると要領がわかりますよ。