Linked In (リンクトイン)って、聞いたことがありますか。
オーストラリアでは耳にしますが、日本では馴染みがないでしょう。
実名(と実顔)の登録制で、ビジネスに特化したSNS(ソーシャルネットワーキングシステムズ)で、世界200ヶ国、一億人もの超えるユーザーが登録済みという巨大ソーシャルネットワーキングクシステムです。
私自身どんなものか知らずに10年近く過ぎましたが、今回、初めて登録したのでどんなものだか紹介します。
初級編です。
目次
オーストラリアの転職・求職で使われるLinked InというSNS
SNSと言うだけあって、いろんな人とコミュニケーションできるシステムです。
わかりやすく言うと、Facebookは友達とオンライン交流し、Linked Inは、仕事や商売などビジネス関係でつながるためのSNSです。
私自身の10年来の思い込みは、Linked Inとは転職するために自分を売り込むために見せる公開履歴書と思ってきました。
早い話しは、そんな感じです。
Linked In始め方
先ず初めて他のSNS同様、ID, Passwordを設定し、登録。
自分のメールアドレスに届いたEメールにあるURLをクリックし、認証すれば使用可能開始です。
自分のアカウントを開設できたら、次に自分のプロフィールを書いて行きます。
自分を売り込んでいくという点で、婚活サイトに似ていると感じました。
注意ポイント
日本のように謙虚・控え目・遠慮気味でなく、自分ができることをバンバン記入して下さい。
オーバー気味に表現する方が良いです。
日本人が海外で自然と口にする No, I can't speak Englishなんていうのは絶対ダメです。
「こんにちは、はじめまして。私は、ジョンです」これを言えるだけでオーストラリア人は、I can speak Japaneseと言いますよ。
そう思うと、我々の英語は「ビジネスクラスの英語」を選択してくださいね。少し抵抗はあるでしょうが。
Microsoft Word, Excel, PowerPointとか使えるスキルは全部書いておきましょう。
Facebookの設定とほぼ同じです
登録直後に起きたつながり申請
登録して24時間も経たないうちに仕事でお世話になっている日系メーカーのディレクターからつながり申請が届きました。
あれ、この人、転職活動しているの? このご縁を続けましょうということなの? と想像しながら承認をクリックさせて頂きました。
また、翌日、『こんな大手販売会社のアナリストからつながり申請が来たけど、誰? この人?』とプロフィールを見て、さらにWA (Western Australia)州の人? 誰だか全然わからない・・・と思っていたのですが、しばらくして「あ~この人、2009年にタイの工場見学と旅行にお連れしたお客様」とわかりました。
「よくぞ見つけてくれました、このLinked Inはどうなってるんだろう?」と不思議です。
この方、Facebookでは友達になっておらず、2年に1度シドニーとメルボルンで交互に開催されるオーストラリア自動車部品エキスポで会うくらいです。
その後も、何名かの方からつながり申請を頂いています。
つながり申請の受信は将来のリファレンス依頼
海外の人は転職に積極的です。
今週も、突然メールが来て『お世話になりました。本日が最終勤務日です。よろしければLinked Inでつながって下さい』とヨーロッパにある仕事関係の方から依頼がありました。
今後も友達としても仲良くして欲しいということ。
そして、リファラーになって欲しいということです。
リファレンスと言って、この人が転職の際に、採用する会社が「どんな人物でどんな働きをしていたか」を現勤務先のある方に証言・説明してもらう仕組みのことです。
だいたい職場には内緒で転職活動しますから、信頼できる職場の人にこっそりリファレンス(リファラー)のお願いをするんです。
求人情報がLinked Inに投稿され案内が届きます
個人プロフィール情報を使い、現職と同じような求人があった場合にEメールで通知が届きます。
もしかすとるseek.com.auよりも先にLinked Inに表示されるかもしれないです(検証していないので不明)
中には、スカウトもあるかもしれませんね。
実際に知らない人からメッセージがありました。
注意ポイント
転職活動中なら自分のプロフィールはしっかり書いて、アピールすることが重要ですね。
つながりの提案を確認しよう
Facebookに「友達かも」と表示されるように、Linked Inでも「つながりの提案」というのが表示されます。
同じ会社の同僚であったり、自分の携帯電話の連絡先に行っている友達だったりします。
まったく知らない人も表示されているのですが、現在している職種と同じような人が表示されています。
既に自分自身がつながっている友人がいれば、その人のつながっている方々が「三次」つながりとして表示されたりします。
転職だけでなく、自営業や起業で仲間を見つけるという使い方もできそうです。
無料アカウントと Premium 契約プランについて
私は、まだ初心者でLinked In有料版を使用していませんがPremium契約というものがあります。
詳しくは、このリンクからご確認ください。
実際に私が読んでみましたが、説明不足ですね。
まとめ
- これからオーストラリアに来て転職活動するなら登録しておけば良いでしょう。
- 周りの人がどんな風に自分を売り込んでいるか参考にして下さい。
- Linked inに登録したからと直ぐに転職先が見つかるものではありません。
- 日本では、転職、個人のスキルを公開して採用してもらうという習慣が超低いので、今後も普及には時間が掛かるでしょう。
他の人が始める前に自分で始めてみましょう。英語で登録ですが、これから海外で働きたいなら英語画面にガマンして登録して下さい。
また、次の情報があれば投稿致します。
本日は、ここまでです。