南オーストラリア州アデレードに姫路市との姉妹都市を記念し、友好の象徴として1985年(昭和60年)4月3日に日本庭園が開園しました。
アデレードで日本が恋しくなったら、姫路ガーデンに出掛けられては如何でしょうか。
どのような日本庭園か詳しく見てみましょう
アデレード姫路ガーデン
1982年(昭和57年)4月19日にアデレード市と兵庫県姫路市は、姉妹都市になりました。
場所は、アデレード市の南東にあります。地図をご参照ください。
日本庭園周辺では、路上駐車が可能ですのでありがたいです
アデレード姫路ガーデン開園時間・入場料
8:00~17:30
(4~9月は日没が早いため16:30閉園)
入場 無料
近くに公衆トイレもあります
規模が小さいため、さっさと歩けば直ぐに見終わってしまいます。
海外で見る日本庭園は、落ち着きを与えるなんとも言えない安堵感があり、現地の皆さんにも受け入れられアデレードの街に溶け込んでいる様子は、大変嬉しいです。
まとめ
まとめる必要もありませんので、少し思ったことを書いてみます。
元々、アデレードでは、1980年から三菱自動車が自動車生産を行っており、マグナというセダン車を生産。最終モデル「380 (スリーエイティ)」を以て2008年にアデレードでの自動車生産の幕を閉じました。HOLDENも2017年まで自動車生産を行っていたこともあり、ブリジストンや他の日系企業もアデレードにあり、この姫路庭園が作られた頃は、アデレードと日本企業が強く結びつきのあった全盛期であったことでしょう。
調べてみたところ、1980年に姫路市から駐日オーストラリア大使に姉妹都市の斡旋を依頼。アデレード市が紹介され、お互いに視察団が訪問し、調査と協議を重ね、気候が温暖で、多数の美しい教会や豊かな自然に恵まれ、地方都市のゆったりした暮らしを楽しめるアデレード市は姫路に通じる雰囲気があり、初の南半球の姉妹都市としてふさわしいものだったとのこと。
今後も日豪の懸け橋として、日豪友好の姫路庭園がアデレード市民に愛され親しまれることを願っています。