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学科・実技試験なしでビクトリア州運転免許へ書き換える方法(長期滞在者)

オーストラリアに来られて自動車の運転が必要になることもあるでしょう。

ラッキーなことに在メルボルン日本国総領事館発行の翻訳(自動車運転免許証抜粋証明)と日本で有効な運転免許証があれば、ビクトリア州・南オーストラリア州運転免許に学科・実技試験なしで書き換えが可能です。

いつ制度が変わり、運転免許証書き換えが難しくなるかわかりません。

その前に、ビクトリア州・南オーストラリア州運転免許証を取得されることをオススメします。

ビクトリア州運転免許取得方法の流れ

運転免許証の管轄は、VicRoadsが行っています。

日本の陸運局に相当する感じですね。

VicRoadsは、運転免許証の管理だけでなく、ナンバーの登録や車両検査、道路の管理などを行っています。

今回の手続きは、年齢が22歳以上で日本の運転免許を3年以上保有している場合の話しです。
(18歳以下は、ビクトリア州免許取得不可。22歳以下の場合、初心者扱いでP1,P2ライセンスとなります)

最寄りのVicRoadsを探す

VicRoadsで日本(海外)の運転免許証をビクトリア州免許に切り替える方法を確認します。

https://www.vicroads.vic.gov.au/ のホームページを開き、マウスポインターを I want to... に重ねると、下記のようにメニューが開くので右端の Convert my overseas license をクリックします。

新しいウインドウが開くので、Select the country your licence was issued 下から JAPAN を選択し、NEXTをクリック

表示されたべージに免許取得条件が掲示されています。

  • 18歳以上
  • 海外の運転免許保持者
  • 運転免許証を取得できる人
  • 25歳未満の場合は、学科・実技試験合格者

ビクトリア州運転免許切り替えに持参するもの

  • 身分証明証(パスポート)
  • ビクトリア州の住所が確認できる書類(銀行からの郵便物や携帯電話、光熱費請求書など現住所が記載されている書類)
  • 日本の運転免許証
  • 日本の運転免許証の英語翻訳書(在メルボルン総領事館発行の「自動車運転免許証抜粋証明」が一番良いでしょう)
  • 診断書(持病がある場合のみ)
  • 眼鏡やコンタクトレンズ(運転に必要な場合のみ)
  • 記入済み申込書
  • 申請料 $19.00 (VISA, Masterカードで支払い可能)

VicRoadsに出向く時、これらの書類を忘れると、新たに予約して再度VicRoadsまで来なければなりませんので要注意

私の説明に頼るだけではなく、ご自身でVicRoadsホームページでもご確認ください。

この投稿を書いた時から変更となっている可能性もあります。

 

注意ポイント

平日に在メルボルン日本国総領事館へ①パスポート、②日本の運転免許証、③現金25ドルを持参し、日本の運転免許証の翻訳申請「自動車運転免許証抜粋証明」を申請して下さい。

即日発行ではなく、3業務日必要。クレジットカードは使えないので、豪ドルの現金をお釣りの要らないように持参して下さい。

 

 Next をクリックして、次のページで個人情報を入力

 Next をクリックして、希望のVicRoads支部、日時を選択し予約、支払い手続きする。

※ 私が試すと、住所を正しく入れているのに「住所登録不備」で進めませんでした。

ホームページから予約できない場合、別の手段として

  • 訪問する
  • メッセージする
  • 電話する
  • 手紙を書く

とホームページに書いてあります。こちら

と言われても、英語力の問題で電話するのは苦手なら一層訪問してみる。

あるいは、ホームページ上からメッセージを送ってみて下さい。

VicRoadsは、いつも混んでいます

最寄りのVicRoadsは、VicRoadsホームページの左上の Contact us をクリックすると、ビクトリア州内の最寄りのオフィスを探すことができます。

入った所に順番待ちの紙を取る機械があります。

日本の郵便局や銀行と同じです。

免許のことで来たのか、車両のことで来たのか、ナンバープレート登録できたのかなどやって欲しい手続きを指定しなければなりません。

係員がそこに立っているので、どの番号を押せばよいのかわからなければ相談すると良いです。

(注) 近くに自動車を停める際、結構、停める所がない、混雑し過ぎ・・・・という場合が多いです。

余裕を持って行ってください。

Licence or learner permit application (ビクトリア州運転免許・仮免許申請書)

こちらのホームページからPDFをダウンロードし、印刷、記入(緑部分のみ)

残念ながら英語版しかありません。

自宅で記入していくか、VicRoadsで用紙に記入するかです。

家で記入して行く方が、事前にわからない単語を辞書で調べられるので、その方が良いでしょう。

ビクトリア州運転免許証申請代金

下記がVicRoadsホームページからの抜粋

3年か、10年から選びます。

後日、運転免許証が郵送されてきます。

受け取り時、念のため、免許証に記載の住所、LICENCE TYPE (四輪、二輪など)が正しいか確認して下さい。

 

今後、引っ越して住所変更した場合の手続き方法

引っ越しから14日以内にVicRoadsへ届け出しなけれはばなりません。

届け出は、オンラインで可能。

免許証が送られてきた時に、myVicRoads というオンラインアカウントから手続き可能。

私の経験では、VicRoadsに住所変更届があり、それを記入してVicRoads内にあるポストに投函。

後日、免許証に新しい住所が印刷されたシールが送られてきます。

免許証裏面の左下 AFFIX CHANGE OF ADDRESS LABEL HERE の所に貼り付けます。

まとめ

実技・学科なしでビクトリア州の免許証が取得できるなんて日本人の特権です。

この方法でビクトリア州運転免許証を取得しないなら、オーストラリアの皆さんと同じ運転免許証取得となります。

学科試験、L(仮免許で120時間実習)、実技試験合格後P(赤い初心者マーク1年), P(緑の初心者マーク3年)、そして、フルライセンス(Full Licence)と言われてところまで行くのに、最短で4年半から5年近くも掛かります。

こんな樂にフルライセンス免許証を取得できるので、恩恵を受けて下さい。

VicRoadsがルールを変えたら、免許証取得も難しくなるかもしれませんよ。

しかし、ビクトリア州の道路交通法は、ちゃんと勉強しておく方が良いです。VicRoadsホームページで教科書(PDF)ダウンロード可能。

アプリもありますよ

在メルボルン日本国総領事館にも同じ案内が紹介されています。

引用 : 在メルボルン日本国総領事館

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