メルボルンから西へ車で約3時間の所にいある偉大な岩山Grampians(グランピアンズ)。
22,000年前からここにアボリジニーも住んでおり、彼らが描いた壁画を見れる洞窟もあります。
自然の魅力たっぷりのグランピアンズへどうぞお出かけ下さい。
この投稿では、グランピアンズ定番スポットをご紹介します。
Google Mapやナビを使うと、ちょっとだけ早く到着する道(AraratからHalls Gapへ行くルート)を出してくるはずですが、私のオススメは、Stawell(ストール)へ行き、唯一のマクドナルドでランチ&トイレ休憩。
向かいにBPガソリンスタンドがあるので必要あれば給油。
もしも、食料品を買いたいならStawellの町で買い出しして、Hals Gap(ホールズ・ギャップ)に行かれることをお薦めします。
目次
グランピアンズ国立公園への行き方と必要日数
- ツアー参加 (日帰りで2-3か所回れば時間切れでメルボルンへ。対象は、短期旅行者)
- レンタカー・自動車 (1~2泊の余裕があれば自動車と現地泊を超オススメ)
グランピアンズ国立公園1日日帰りコース
1日日帰りコースは、オプショナルツアーの定番の
MacKenzie Fall (マッケンジー滝)
The Balconies (ザ・バルコニー)
Boroka Lookout(ボロカ展望台)も簡単に行け絶景を楽しめます。
Venus Bath (ビーナス・バス)もHalls Gapの中心に自動車を停めて、小川の流れる簡単に行けます (ベビーカーは不可)。
この4か所を初回訪問なら絶対訪問頂きたい1日コースとして紹介します。
時間が足りなくなると思います。
下記地図は、私の自作地図です。
このページで紹介する所は、①の4か所です。
グランピアンズMacKenzie Falls(マッケンジー滝) 2コースあるよ
マッケンジーという大きな滝は、歩くコースが2種類あります。
駐車場から平坦な道をブラブラ920m歩きマッケンジーの滝を上から見下ろす展望所 (Mackenzie Falls Lookout)へ。
車椅子のロゴがあるので、車椅子でも行けます。
ベビーカーもOK。
人や滝つぼが小さく見えますが、下記の写真。その全体が良く見えます。
1分33秒の私の動画 あいにくの悪天候ですが、このスポットの動画です。
もう一つのコースは、マッケンジーの滝に降りて行くコースで、少し体力のいるコースですが、お子さんでも大丈夫。
しかし、途中で1人しか通れない細い通路を通って行き、道を譲りあって進んで下さい。
湧水が流れていて、いつもビチャビチャ濡れてますので、滑らないように注意。
土日はすごい人で、階段の順番待ちで滝つぼまで行って戻って来るだけで結構時間が掛かります。
観光客は、オーストラリア人ではなく、中国、インド系の人たちが多く、『ここはオーストラリア国内か?』と思うくらいです。
お子さんだけでどんどん先に逝かないようゆっくり一緒に行ってください。
迷子にはなりませんが、子供だけが勝手に行くと人が多過ぎて追いつけません。
注意ポイント
■トイレありますが、他ではトイレがないので済ませておきましょう。女性トイレは、満員で外まで並んでいる時もあります。
■携帯電話の電波が入らないエリアです。
グランピアンズMacKenzie Falls(マッケンジー滝)の滝つぼ
落差も幅もビクトリア州最大の滝。駐車場から歩いて行くと最初は簡単に思えます。
しばらくすると通路が狭くなっていき、人が一人通れるだけの狭い通路のような階段を下って行きます。
譲り合いの精神で順番待ちしながら下って行きます。
難しいコースではありませんが、楽なコースではありません。
水の落ちる所が池のようになっています。
がっかりするかもしれませんが、日本の清流のような透明な水ではありません。
しかし、マイナスイオンを感じ、大地のパワーを感じられるスポットです。
水浴びしたら気持ちよさそうですが、遊泳禁止。
休憩も兼ねて写真を撮ったりウロウロして下さい。
グランピアンズBoroka Lookout(ボロカ展望所)
自動車で簡単に行けます。
標高600m、東側に開けておりグランピアンズ国立公園の山並みからHalls Gapの町、オーストラリアの大地が良く見えます。
写真撮影の絶景スポットとして有名なのですが、この鉄製のフェンスから乗り出して撮影している人もたくさんいますが、もちろんお勧めしません。
万が一落ちたら、助けに行くこともできない崖です。
車椅子、子供でも行けます。
駐車場から徒歩1分。70~80メートルです。
注意ポイント
- 天気の良い日に行って下さい。雨の日に来ると、霧でまったく見えません。
- 男女別トイレあり(水洗ではありません)
- 携帯電話の電波が入ります。
- ベビーカー、車椅子もOK。駐車場から徒歩1分
-
グランピアンズ山脈をAraratから眺める絶景展望台
グランピアンズを訪問するとグランピアンズ山脈内での景色に注目しがち しかし、グランピアンズを離れた所から見るのも素晴らしいのです 今回は、ドライブの休憩も兼ねて立ち寄れるベストな展望台を紹介します グ ...
続きを見る
ピンクレイクと聞いて「そんなのあるの?」って思いません?AUS JPN思います 世界には不思議なことがあるものでピンク色の湖があるんです。 ビクトリア州にあるのでそちらをご紹介します。AUS ビクトリ ... 続きを見る サイロアートってご存知ですか 大きなコンクリートの円錐、北海道で見かけるあのサイロに絵を描いた芸術をサイロアートと言います 今日は、ビクトリア州のサイロアートを紹介します オーストラリア ... 続きを見る
ピンクの湖(Pink Lake)
サイロアート(オーストラリアの巨大屋外ギャラリー)
グランピアンズThe Balconies(ザ・バルコニー)
もののけ姫のあるシーンの舞台になった場所とか言われている所です。
Reed Lookout駐車場に車を停めて、そこから15分ほど歩きます。
最初、岩だらけの不思議な所を歩きます。
途中から雑木林のような砂の道を歩くのですが、15分ほどすると鉄フェンスの所がザ・バルコニーです。
目の前にどこまでも続く緑のじゅうたんが広がります。
ベビーカーOKです。
車椅子もOKと思いますが、15分も押し続けるのはきついかも知れません。
注意ポイント
■ベビーカーOK
■トイレなし
■人気があり過ぎる割には駐車場が小さいため、満車時、メイン道路にParks Victoria職員が立っており、入れてもらえません。別の観光地に先に行くなど融通を効かせて下さい。あるいは、職員にどれくらい待つのか聞いて下さい。
ここまで紹介してきた所のダイジェスト版ビデオです。
Venus bathビーナスバス
Halls Hapの小さな町のど真ん中にある駐車場に停めて1.1km歩いて行きます。
残念ながらベビーカーは無理です。
簡単に行ける所ですが、途中、上り下りもあるのでベビーカーで行くと持ち上げたりしなければなりません。
簡単なハイキング気分を味わえます。
到着地点のビーナス・バスは、つるつるの岩の上を水が流れる所で、夏に行くなら水遊びでびしょ濡れになっても良い服装で行くと子供さんも楽しめるでしょう。
ビデオを撮影したので、どんな所がご覧下さい。
注意ポイント
■トイレは、自動車を停めた所にあります。
■子供さんと行くなら水遊びで濡れるので着替えを持参しましょう。
■夕暮れ時にこのHalls Gapにいると野生のカンガルーがたくさん出て来ます。スケジュールは、Halls Gapにいる時間帯を夕方・日没近い時間にすると良いです。たまに野生のエミューも出てきてビックリしますよ。
グランピアンズ入場料無料
ここで紹介した所は、すべて入場無料です。駐車料金も無料。ここまで来る高速道路も無料です。メルボルン市内でレンタカーした場合は、うまく運転しないと、道を間違うと、一部、メルボルン市内の高速道路は有料です。
まとめ
これらの観光スポットは、容易に行けるので観光客がたくさん来ます。
私のオススメとしては、観光客が少ない平日に観光スポット巡り。
Halls Gapで1~2泊でゆったりと。
どうしても土日になるなら人込みも避けるために早く行く。
逆に夕方行くと空いている場合もあります。
是非、オーストラリアの自然と絶景をお楽しみ下さい。
夕方(日没前)に Halls Gapへ行くと野生のカンガルーがうじゃうじゃ出てきますよ。エミューが出てくるのも普通です。
ガソリンスタンドは、Hals Gapに1軒 Caltex Halls Gap。
営業時間が7:00~19:00
田舎のガソリンスタンドやスーパーは早く閉店するので要注意
グランピアンズ地図
Parks Victoria発行のこの地図大変使いやすいのでダウンロードし、印刷して持っておくと大変便利です。
地図をクリックするとダウンロードできます。