オーストラリアで12~1月と言えば長期休暇を取得する人がたくさん。
早い人は12月前半からチラホラ休み始めます。
そして、1月いっぱいまでお休みの人も多数。
オーストラリアの年末年始休暇事情についてご紹介します。
目次
オーストラリアの年末年始モード
オーストラリア各学校の最終登校日
12月最終学期です。
1年間の4学期が終わり長い休暇に入ります。
- 小学生の場合 12月中頃で最終学期終了
- 中学生の場合 12月2週目頃
- 高校生の場合 12月1集目頃
- 12年生高校卒業の場合 11月で終了
ここから1月の最終週あたりまでが、子供の学校に合わせた夏季休暇です。
オーストラリア都市圏の道路渋滞が緩和
スクールホリデーになると渋滞がなくなります。
それだけ、自動車で送迎している親が多いということ。
また、お子さんのスクールホリデーに合わせて、親子で旅行に行くなどの理由で渋滞が減ります。
クリスマス装飾スタート
まず初めにショッピングセンター、スーパー、店舗で各店舗でクリスマス装飾が始まります。
道路も行政機関が装飾するのでしょうか、クリスマス装飾が増えます。
職場内やいろんな所でクリスマス装飾が始まる
自動車にも装飾しトナカイに変身させる自動車用品も販売される
キラキラを自家用車に取り付ける人も
有給休暇取得・ホリデースタート
12月初旬からポツポツと休みの人が出てきます。
12月中旬でさらに
クリスマス(12/25)前のカレンダーのめぐりあわせ次第で、ドドッと休みの人が増えます。
オーストラリアでは、12/25クリスマス、12/26ボクシング・デーが国の休日です。
ほとんどの会社は、12/24からお休みでしょう。
12/25は、スーパーも閉店します。
人種・お国柄によって、12/24クリスマスイブに盛大にお祝いする民族も多いですし、12/25クリスマスを盛大にする人たちも多いです。
日本のようなロマンティックなイベントではなく、家族が集まっておいしいものを食べ、クリスマスツリー下のプレゼントを開けて、プレゼントを贈る。そして、包装紙や包装物のゴミがたくさん出るので、リサイクル・ゴミ箱がパンパンになります。
一斉年休取得で長期休暇
クリスマスの後から新年まで会社は閉鎖し、有給休暇を強制的に取得する会社がほとんどでしょう。
カレンダーが毎年変わりますが、このタイミングで強制的に3~5日くらいの有給休暇取得となります。
入社したての方は、会社と相談。
と言っても、会社は閉っています。
しかし、業界によっては、12/27から通常出勤です。
バーゲンの始まりで値下げした商品に人が集中
ここから販売のチャンスを待つ業界もあります。
日本企業にあってオーストラリア企業にない年末行事
日本 | オーストラリア | |
終業式 | あり | なし (知らない間に休みの人が増える) |
納会 | あり | 立食形式の軽食 |
忘年会 | あり (個人負担が主体ではないでしょうか) | 会社主催クリスマス・パーティ(会社全額負担) 私の勤務先 : パートナーと出席 タクシー代 : 往復会社負担 |
カレンダー | 会社カレンダーを作り配る | なし |
大掃除 | あり | なし |
退社 | 最後の最後まで働いている | お休みモードで気合が抜けまくり |
オーストラリア新年初出勤
1/2が初出勤です。
Happy New Year!と言って出勤
How was your Christmas break? (休暇はどうだった?)というのが定番のあいさつで、同じことを何人にも聞かれたり、自分自身も説明するというのが、オーストラリアの1年の始まり。
しかし、1月1週目に出勤している人は、50%程度。
1月の第1週目は、有給で休むという人たちが相当数います。
スクールホリデー中はまだまだホリデーモード
子供を預ける所も休み、子供を預けても1人10,000円という相場なので、仕事に行かずに休む両親もいっぱい
オーストラリアでは、有給休暇が消滅しないので、たまった有休をこの機会にドンと使うのです。
1月は、自営業者ならお店を閉めていても普通です。
まだまだスローです。
1月末にようやく通常モード
学校が始まるタイミングで、1月末にそろそろ通常モードに戻ってきます。
道路の渋滞も元通り。
12月にクリスマスプレゼントをクレジットカードで購入し、1月はまだホリデー中。そのような理由で2月の販売は良くないと会社で話題になったりします。
まとめ
12月の転職や就職はあり得ないタイミングになっています。
転職の予定の方は、タイミングをよく考えましょう。
引っ越しも同様、12~1月は少ないです。
家を賃貸で貸し出している場合、テナントが11月末~12月頃に出て行くと次のテナントを見つけにくいのでヒヤヒヤします。
仕事を進める上で12・1月の社員の戦力減少を考慮しておきましょう。